鶏モモ肉のワイン煮

なかなか外食もできなくて、とは言っても自炊するのも面倒だし…。そんな皆さん、スーパーなどですごく安い赤ワインを見かけることがありますよね。750mlで300円とか。それはそのまま飲んでもいいのかもしれませんが、調理酒として使ってみるのはどうでしょうか?

周りでわりと評判が良かったので、簡単な一例をご紹介します。と言っても、こうしたほうがおいしいとかはいくらでもあると思いますので、どうかご了承ください。

今回は150〜200gぐらいの鶏のモモ肉を使って2〜3人前のワイン煮にしてみようと思います。ひとり暮らしでも、夕飯で食べてから、翌日の弁当に使うこともできます。

鶏モモはしっかりと塩コショウしておきます。僕は買い物をしたらもう冷蔵庫へ入れる前に済ませてしまいますが、調理する少し前でも構わないと思います。

まず、フライパンで刻んだニンニク適量をオリーブ油で炒め、一口大に切った鶏モモを皮のほうを下にして置いていきます。

火加減は中火で、しばらくの間(短くとも5分以上)放置します。

皮に焼き目がいい感じに付いたら肉をひっくり返し、赤ワインをひたひたになるまで入れます。そこへスライスした玉ネギを加え、さらに、固形ブイヨンを1個と、あれば月桂樹の葉を投入します。そして、フタをして中火のまま10〜15分ほど煮ます。

そうすると、鶏肉の見た目が赤身の肉みたいになります。表面だけなんですけどね。あとはお好みの野菜を足したりして、フタを開けて煮詰めていきます。ケチャップとウスターソースそれぞれ大さじ1杯ぐらいずつで味を整え、今回はジャガイモとシメジを入れ、ジャガイモに火が通ったらホウレン草を追加し、30秒ほど全体を混ぜてから火を止めました。

ブラジル産の冷凍鶏モモを解凍して売られているものだと、100gで68円とかでしょうか? これが牛肉に化けます!というと大げさですが、味に変化が生じることは確かなので、お試しあれ。